自己紹介
年齢、ブランクなんて関係ない!
ダンスが好きな人をさらに「好き」にさせる
ダンス講師の加地郁子です。
経歴をみる
お遊戯会では本番当日に急遽お休みになってしまった子の代役を務め、
先生たちに何度も感謝されたことを今でもよく覚えています。
23歳で会社を退職したあとは念願の
ダンサー・振付師・講師として精力的に活動していました。
38歳で出産をきっかけに
ダンスから離れることに。
そして出産後の復帰を考えていた時
夫の仕事で海外暮らしになったのもあり
長年それが叶わない環境になってしまいました。
帰国したころには44歳。
ダンスは「もうこれでお終いなのだ」と
自分の心に蓋をするようになってました。
その後はパートに出るなどしていましたが、
得意だったと思っていた接客業なのに
環境に合わず辛い日々…。
笑顔もぎこちない自分に気づいてはいました。
もう限界だと思っていたある日...
下げようと持ち上げたお皿をお客様の腿の上に
ひっくり返してしまったのです!
謝罪しながら
『終わった...すみませんじゃ済まない』
と思うのと同時に
『これは神様のしわざかも知れない』と感じ、
踏ん切りがついてその日の内に辞職。
日常でもついイライラしてしまうし、
夫婦喧嘩もちょくちょくありました。
・
なにをやってんだろう私
・
誰の役にも立ってない気がする
・
どこにも必要とされてない
・
自分が生きる・活かせるところに居ない自分を
好きになんてなれない
・
踊りたい
やっぱりダンスが好き。。。と、
抑えていた心の蓋が少し開いた時
友人から「舞台にもう一度立ってみない?」と
誘いを受けました。
無理という気持ちもありましたが他の
友人からも背中を押され、
恐る恐る舞台に立つと......
「… キター!帰ってきた!
私の居場所はココだ!」
と、全身全霊で幸せを感じ
感情が高ぶっている私がいたんです。
それからは家事や子育てなど何をやっても
生活の全てが楽しい!
主人から「イキイキしてるね、楽しそうだね」
「なんか見直した!」
娘からも「ママ かっこいい」と言われたり(^^)
自分でも”水を得た魚のように”
イキイキしてるのが分かり
全身に潤いが甦った感覚でした♪
いま思うとあの頃は、心身ともに崩壊しかけていたと思います。
踊りに対してちゃんと
踏ん切りがつけられておらず
自分に八つ当たりをしていたのかも…
と気づくキッカケにもなりました。
そんな時、
「講師として復帰しないんですか?」と
仲間やダンスを観てくれていた方々からの声を
いただけるようになり、いつの間にか
志高く一生懸命やってる人たちに
指導させていただくこと。。。
そして自分も一緒に成長できること。。。
「私にとって、こんなに素敵でやりがいのある仕事って他にある?」
と心から思うようになり
思い切ってご縁の深い横浜でクラスを開設!
舞台で踊らせて頂けること
そして自分が開設したクラスで
指導させて頂くこと...
充実した日々に
大きなやりがいと幸せを感じていました。
しかし、日常にダンスが戻ってきたとはいえ
怪我に悩まされることも事実(>_<)
踊る情熱はあるのに怪我に足を引っ張られる
ことを何とかしたいと思っていた時
バレエ式トレーニングの床バレエと
出会いました。
今まで使ってたつもりで使えてなかった
インナーマッスルが目覚め始め
体の声を聞きながら
コントロールできるようになったことで
身体を丁寧に使うことが楽しい!
そしてダンスがますます
愛おしい存在になりました♪
そこからは
「過去の私のように踊ることに蓋をしたけれど
やっぱり踊りたい気持ちを拭えない人に
もう一度踊る幸せを感じてほしい!」
「年を取って来て引け腰になりそうな
人に踊ることで前向きな気持ちに
なってもらいたい!」
という思いを持って、日々励んでいます。
クラスでは、踊る喜びだけでなく
仲間やコミュニティーの良さを
感じてもらえる環境づくり
・
感じたことを体現して
自分だけでなく観てる人にも届けられる表現
・
怪我しにくく強くしなやかに踊るための
身体トレーニングなどをお伝えしています。
踊ることで生き返るような幸せを感じ
自分らしさが見えて自分を好きになることで
心身ともに明るく元気になって
周りとの関係もよくなっていく。
ダンスを通じてお互いがお互いを
理解しあってリスペクトしあえる...
そんな平和な世界を目指して
今は活動をしています。
年齢やブランクなんて関係ない!
「踊りたい」
貴女の心の奥にある “その想い” に
応えてあげてほしいと
願っています。
経 歴
小学生からモダンダンス、高校生からジャズダンスを菅原鷹志のもとで13年間学ぶ。
松下電器産業株式会社に就職。
N.Y.ダンス留学で Daniel Tinazzi に出逢い、伊・フィレンツェの Florence Dance Center に奨学生としてダンス留学。
コンテンポラリーダンスを学び、現地のダンスカンパニー <Opus Ballet> の公演に出演。
前田清実「ドラスティックダンスカンパニー~О~」を経て、出産・子育て・フランス生活で6年間休業。
ダンスの幼馴染み・下坂りか「Studio R」にてダンス復帰。
2014年より『DanceHolic』としてダンスクラスを横浜に開設。
【資格】
- 一般社団法人床バレエ協会 床バレエ指導者資格1級
- 一般社団法人JDAC認定ダンス指導員
~主な活動歴~
【出演】
- ダンス各種公演、イベント・TVバックダンサー
- 「シェルブールの雨傘」@博品館劇場
- 「ピーターパン」@青山劇場ほか全国主要劇場ツアー
- オペラシアターこんにゃく座「魔法の笛」@全国ツアー
- 「蜷川幸雄~火の鳥」@さいたまスーパーアリーナ
【振付】
- 真琴つばさコンサート・ディナーショー【演出 市川訓由】
- 織田裕二コンサート、B’zコンサート【演出 市川訓由】
- プリンスアイスワールド1997年~2013年
八木沼純子ソロ、及びグループナンバー担当 - ダンスカンパニー公演
【指導】
- ドラスティックダンスカンパニーO
- 遠藤バレエスタジオ
- 劇団扉座
- スポーツクラブ Levane、Tipness
近年は、「ジュニアフィギュア―スケーターの表現レッスン」や「BTSを踊りたい」など、オーダーメイドのパーソナルレッスンも行っている。